尻尾のない日記

イヌグラファーの日常

犬の喧嘩 / 南部料理

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中古車センターに行くと、入ってすぐのところにいるダーンとダムの兄弟がやってきた。2頭とも私によく懐いている。ブーたちがいるのはいちばん奥で、見ると私に気付いたようでみんなで遠くでじっと見ている。ダーンとダムがいるからここまでは来れないのだ。しかし、がまんできなくなったのか、ブーがそうっと近付いてきたと思ったら、いきなり駆け出してしまった。これではダーンとダムと揉めてしまう。それを察したのか、3頭の兄妹たちも一気にやってきた。このシロイヌ四兄妹は喧嘩が巧い。それにしても、ブーの強行突破は見事だった。アメリカンフットボールの選手みたいに外側から回り込んで、上手に中に入ってきた。

 

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近所にあるナコーンシータマラートのおばさんの食堂で南部の辛いスープを買う。南部料理は辛いけれど、味が濃いから辛さに負けない。ただ辛いだけの料理は苦手だけれど、南部料理の辛さは好きだ。

 

2017年2月11日(土)

見送り

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母を送ってドンムアン空港まで行った。エアアジアのチェックインカウンターに並んでいると、下着の上に薄いベージュのストッキングを履いただけの、まるでスカートを穿き忘れてきたかのようなかっこうをした女の子がいた。たぶん、レギンスかスパッツか、そういうものと同じに考えているのだと思う。タイは暑いからストッキングなど履かない人はまったく履かないし、どういうものなのかよく知らなかったのかもしれない。しかし、下着が透けて見えているのだからおかしいと気付いてもよさそうなものだ。母を見送ったあと、空港の前から乗合ワゴンに乗って、バンカピで降りた。自分の行動範囲に戻ってくるとホッとする。何か食べて帰ろうかとハッピーランド・フードセンターを覗いてみたが、あれこれ眺めて歩いても特に何を食べたいとも思わなかったので、そのままバスに乗って帰った。

 

2017年2月9日(木)

ピンクのガネーシャ像 / 変わったハト

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チャチュンサオにあるピンク色の大きなガネーシャ像を見に行ってきた。境内にはガネーシャのほかに、虎の皮をかぶった仙人や、大きな観音様、関羽など中国の偉人たち、それからドラえもんや仮面ライダーまで、いろいろな像があり、しばらく眺めているうちに、ふざけているのかまじめな信仰の場なのかよくわからないような気分になってきた。境内で延々と流れていたインドの音楽がよかった。

 

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乗合ワゴンでミンブリーに着いて歩いていると、木の下に変わった鳥がたくさんいた。ハトのように見えるけれど胴がきれいな赤茶色をしていた。

 

2017年2月8日(水)

食器と市場 / 知らないバス

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母が食器を買いたいと言うので知っているお店に行くことにした。オートーコー市場の向かい辺りにあるお店で、くまの遺骨を納めるのにベンヂャロン焼きを買い求めたお店だ。あのとき、私はお寺で火葬してもらい布に包んで渡されたくまの遺骨を1年以上そのままで持っていた。そのままにしておきたい気分だった。理由はわからない。1年以上して、そろそろ何かに納めてやろうかと、当時近所だったそのお店に出かけていき、犬の骨をしまっておくのだと言ってお店のおばさんと一緒に選んだ。そんなことを思い出しながらお店のあった場所へ行くとそこには何もなく、移転してしまったのかなと思いながら道を少し戻るとそこに「ベンヂャロン焼き」の看板が出ていた。お店にはおばさんが1人いたけれど、あのときのおばさんかどうかはもう覚えていなかった。ベンヂャロン焼きだけでなく、青白のパイナップル柄の食器や、セラドン焼きも少しある。眺めていると、くまの遺骨が納まっているのと同じベンヂャロン焼きがあった。一瞬、ギーの入るのも今買っておいてやろうかと思ったけれど、縁起の悪いことだと思って止めておいた。母はそこでいくつか食器を買った。向かいにあるオートーコー市場は、私は中に入って見物したことがただの一度もなかった。運河の渡し船に乗るために中を通り抜けたことしかなかった。すぐ裏に10年も住んでいたというのに。よいものがよい値段で売られているつまらない高級市場と思い込んでいた。初めて見て回ったけれど、高くてよいものも扱っているというだけで、安いものもあったし、興味を惹くものもたくさんあった。少し変わったものもあったりしておもしろかった。

 

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バスに乗り間違えた。乗り間違えたというよりも、そもそもよく知らないバスに行き先だけを見て乗り込んだ。バス停で待つのが億劫になるとたまにやってしまう。まっすぐ行くと思っていたバスは途中で曲がりどんどん北上していく。それでも、行き先はわかっていたから遠回りでものんびり行けばいいと思った。普段通らない道を通って見慣れない景色を眺めるのは、見慣れていないというだけで特別おもしろいものがあるわけでもないのにおもしろかった。せっかくそうしてコツコツと遠回りをしていたのに、車掌にこのバスは終点まで行かないと言われて途中で降ろされてしまった。降ろされたところからすぐにまたよく知らない路線のバスに当てずっぽうで乗り、それでもちゃんと目的の場所へ辿り着いた。着いたときにはもう暗くなっていた。

 

2017年2月7日(火)

子猫の成長 / ティラピア

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屋根から落ちてきた子猫もずいぶん大きくなった。相変わらず近付くとイカ耳になって背中の毛を逆立てる。散々ごはんをあげているのだからそんなに警戒しなくてもいいのに。

 

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タイに来たばかりの頃は川魚は泥臭いものだと思ってあまり食べなかった。種類にもよるのだろうけど、この魚などはまったくそういうことはない。癖のないふわふわした白い身がおいしい。

 

2017年2月6日(月)

チュアンチュアン / 自動積徳機

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チェンマイ動物園に行った。ひさしぶりに見たチュアンチュアンはイライラしているように見えた。警備員や飼育スタッフもずいぶん変わったようで、大きな声を出す観覧客を注意する人もいなかった。デリケートなジャイアントパンダにはあまりよい環境ではないかもしれない。

 

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バスターミナルにお坊さんの人形が置いてあった。自動積徳機だ。試しに小銭を入れてみたらありがたい言葉の音声が流れた。あまりありがたみがない。

 

2017年2月5日(日)

グリーンカレーのチャーハン / 虎の絵

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近所のチャーハン専門店でグリーンカレーのチャーハンを食べた。グリーンカレーのチャーハンというのはありそうでないもので、たぶん創作料理に近いものになるのだと思う。しかし、なかったのが不思議なほどによく合う。トムヤムのチャーハンも同じで、おそらくクラシックなタイ料理にはないものだと思うけれど、おいしい。

 

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チェンマイ旧市街にある雲南料理レストランでごはんを食べていると、斜向かいのお店の前によく肥えた犬が寝ていた。食事を終えたあと、レストランを出て肥えた犬を見に行ってみると、そこは絵画の展示販売をしているギャラリーだった。私は水牛の絵があれば欲しいと思いギャラリーの中を少し眺めてみた。すると、一枚の虎の絵があった。虎の表情に凄味のある絵で、一目惚れしてしまった。しかし、少し高かったので、散々迷った挙句に諦めてしまった。何かであんなに迷うこともそうはないと思う。

 

2017年2月4日(土)