読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

尻尾のない日記

イヌグラファーの日常

犬の喧嘩 / 南部料理

中古車センターに行くと、入ってすぐのところにいるダーンとダムの兄弟がやってきた。2頭とも私によく懐いている。ブーたちがいるのはいちばん奥で、見ると私に気付いたようでみんなで遠くでじっと見ている。ダーンとダムがいるからここまでは来れないのだ。…

見送り

母を送ってドンムアン空港まで行った。エアアジアのチェックインカウンターに並んでいると、下着の上に薄いベージュのストッキングを履いただけの、まるでスカートを穿き忘れてきたかのようなかっこうをした女の子がいた。たぶん、レギンスかスパッツか、そ…

ピンクのガネーシャ像 / 変わったハト

チャチュンサオにあるピンク色の大きなガネーシャ像を見に行ってきた。境内にはガネーシャのほかに、虎の皮をかぶった仙人や、大きな観音様、関羽など中国の偉人たち、それからドラえもんや仮面ライダーまで、いろいろな像があり、しばらく眺めているうちに…

食器と市場 / 知らないバス

母が食器を買いたいと言うので知っているお店に行くことにした。オートーコー市場の向かい辺りにあるお店で、くまの遺骨を納めるのにベンヂャロン焼きを買い求めたお店だ。あのとき、私はお寺で火葬してもらい布に包んで渡されたくまの遺骨を1年以上そのまま…

子猫の成長 / ティラピア

屋根から落ちてきた子猫もずいぶん大きくなった。相変わらず近付くとイカ耳になって背中の毛を逆立てる。散々ごはんをあげているのだからそんなに警戒しなくてもいいのに。 タイに来たばかりの頃は川魚は泥臭いものだと思ってあまり食べなかった。種類にもよ…

チュアンチュアン / 自動積徳機

チェンマイ動物園に行った。ひさしぶりに見たチュアンチュアンはイライラしているように見えた。警備員や飼育スタッフもずいぶん変わったようで、大きな声を出す観覧客を注意する人もいなかった。デリケートなジャイアントパンダにはあまりよい環境ではない…

グリーンカレーのチャーハン / 虎の絵

近所のチャーハン専門店でグリーンカレーのチャーハンを食べた。グリーンカレーのチャーハンというのはありそうでないもので、たぶん創作料理に近いものになるのだと思う。しかし、なかったのが不思議なほどによく合う。トムヤムのチャーハンも同じで、おそ…

フルーツジュースの棚 / 頭を撫でて欲しい犬たち

紙パックのフルーツジュースの棚を眺めるのが好きだ。いろいろな果物のいろいろな色の紙パックが並んでいてたのしい。 大柄で人懐こい犬がたくさんいるところ、ここを通るとかならず足を止める。犬たちは芝生の上にしゃがんだ私のところに代わる代わるやって…

ブーたちの歓迎 / タイのチャーハン

ひさしぶりに自動車塗装工場のブーたちのところへ顔を出す。相変わらずの歓迎ぶりで、大いに喜んでくれた。 カーオパットはめったに食べない。ただのチャーハンでおもしろみがない、もっとタイらしいものが食べたい。そう思い込み、めったに食べないカーオパ…

子猫の態度 / 吠えない犬

子猫はいつもの場所にやってくるとかわいい声でごはんを催促する。でも、いざあげようとごはんを持って近づくとシャー!と威嚇する。ずいぶんな態度だ。 高速道路の脇の何もない道にいつも犬が何頭かいるところがある。何もない誰も歩いていないところに私が…

ドンムアン空港

ドンムアン空港は中国人観光客で溢れていた。飛行機はほぼ定刻通りに着いたのに母はなかなか出てこなかった。入国審査にずいぶん時間がかかったらしい。 2017年1月31日(火)

野外カラオケ / 涼む犬

明るいうちからお酒を飲んでカラオケをたのしんでいる人たちがいた。 怒られたことがあるのか、中へは入らない。入口に立つだけ。ずいぶん気持ちよさそうな顔をして涼んでいた。 2017年1月30日(月)

人懐こい犬 / 黒胡椒のガイヤーン

商店街に人懐こい犬がいる。たまにしか見ないからきっと普段は商店街の路地から一本入った辺りにいるのだと思う。人懐こい犬というのは、たいがい食べるものをあげたことがなくても人懐こい。この犬もそうで、私を見ると頭を低く下げてやってくる。食べるも…

ウーと子犬 / ポテと母親

早朝、このあいだ会った子犬がいたので近付いてみた。前回と違いこちらへ駆けてくるようなことはなかった。ここの犬のグループはみんな警戒心が強いから、そういう大人たちから学んだのかもしれない。そうこうしていると、私のにおいでもしたのか隣人のウー…

赤い夕暮れ / 犬社会

夕暮れの遠くの空が赤くてきれいだった。バンコクでは珍しい。 向こうのほうで野良犬たちが吠えているのを聞いて、真剣な顔で急いでそちらへ向かう。聞こえた吠え声にはどういう意味があったのだろう。 2017年1月25日(水)

二郎もどき / 屋根の上の親子

トンローのあるラーメン屋さんにラーメン二郎に似せたメニューがあると聞いて食べに行った。行こうと思っていたお店が夕方からだったのでしかたなくべつのお店に入ると、そこにもそういうメニューがあった。どうやらラーメン二郎に似せたメニューは人気があ…

惣菜屋さん / あくび

新しくできた惣菜屋さんを見つけたのでいろいろ買って食べてみた。どれもおいしかった。 あくびはうつるのかな? 2017年1月23日(月)

バンセンの海鮮 / シェイク屋台

バンセンで食べる海鮮は新鮮なのかとてもおいしい。以前ここで食べておいしかったイカと塩漬けにした茹で卵を一緒に炒めたものもまた食べられた。 暑いから冷たくて甘い飲み物がおいしい。でも、少し飲みすぎかもしれない。 2017年1月22日(日)

モーゲーン / 犬の交尾の終わり

ノンモン市場ではあちこちでモーゲーンがきれいに並べて売られていた。 犬は交尾とき、雄犬が射精したあともしばらくそのままでいる。どれぐらいそうしているのか最後まで見たことがなかったからしばらく見ていたけれど、ずいぶん長い。結局、今回も最後を見…

じゃれ合いと学び / 無防備な犬

ブラパ大学の近くの路地の中を歩いていたら、野良犬がたくさんいる空地を見つけた。ごはんを持ってきてくれた人が来た直後だったようで、6、7頭の犬たちが黙々と食事をしていた。兄弟だろうか、1歳になる前ぐらいの子犬が2頭、食後にじゃれ合い始めた。威嚇…

かわいい威嚇 / 四人家族

子猫は甘えた声で催促するくせに、私がごはんを持って脚立に登り子猫に近付くと毛を逆立ててシャー!とかわいい威嚇をする。こういうところは犬と違うなと思う。 角の野良犬4頭は、夜のあまり遅くないうちにはたいがいうちの前の並びにいる。夫婦と兄妹、家…

ちびこと買い物 / 昔ながらの菓子パン

ちびこを連れて商店街へ買い物へ行った。商店街は大通りの反対側にあるから歩道橋を渡らなくてはいけない。ちびこは野良犬だったから正確な年齢はわからないけれど、少なくても9歳か10歳にはなっているはずだと思う。マズルもずいぶん白っぽくなった。でも、…

痩せた浮浪者 / 大きな犬のグループ

近所に道で寝ている人がいる。それだけならいいのだけれど、どんどん痩せていく。こういう人は心を病んでいるのか話しかけても会話が成り立たないことが多いけれど、この人はふつうに会話ができた。「ごはん食べた?」と聞くと「まだ食べていないよ」と答え…

身を隠したダーン / 子猫の食堂

ゆうべ、車と接触したダーン。車と接触すると走ってどこかへ行ってしまい、そのまま2時間ほど姿を見せなかった。たぶん林の奥のほうに入ってひとりでいたのだと思う。野良犬は心身に異変や不調を感じると一時身を隠すことがある。戻ってきたダーンを見ると特…

犬の性格 / 一人前の猫

私が行くと尻尾を振って歓迎してくれる2頭。ここにはほかにも何頭か犬がいるけれど、私と目が合っただけで尻尾をだらりと下げて向こうのほうへ行ってしまう犬もいる。同じ犬でも人と同じでいろいろな性格をしたのがいる。 子猫のおにいちゃんは立派な野良猫…

ある猫の死 / 夜のヘーン

道路の反対側に猫がいた。薄暗くてよく見えなかったけれど、猫はその猫の体と同じぐらいの大きさの何かにすがるようにしていた。食堂の前だったので大きな川魚の焼いたのでももらったのかなと思ったけれど、それにしては少し大きい。そう思って見ていたらそ…

動じないタンワー / 中古車センター

タンワーは幼い頃からギーとやり合って慣れているのか、ほかの犬の威嚇に怯えたり怯んだりすることがあまりない。近くで威嚇されても淡々と見ている。 中古車センターに預けたブーたち4頭はそこの人たちによくかわいがられている。私はそれがとてもうれしい…

母犬

近所の白い雌犬が最近やたらと吠える。子犬を産んだのかもしれない。犬は、犬だけではないと思うけれど、母になると警戒心が増す。ずいぶん激しく吠え立てたからか、向こうのほうからウーがやってきた。そんなに吠えるなよとでも言ってくれたのか。行き過ぎ…

モスクと学校 / 眠い犬

植木を売るお店が何軒か続き、もうしばらく行くと十字路の先に生きたアヒルがたくさん売られているところを通る。その先に緑色の小さなモスクがある。小学校が併設されているようで、ちょうど学校の終わる時間だったのか、生徒たちがたくさん出てきて賑やか…

懐かない犬 / 川魚の塩焼き

近所の野良犬オックは私に懐いていない。オックは新参者であるうちの犬たちのことがあまり好きでないようで、だから飼い主である私のことも警戒心を以て見ているようだ。わりとよくあること。 大きな川魚の塩焼きを買ってきてひとりで魚と向き合い、黙々と隅…

タニヤ通り / ポテのアピール

ひさしぶりにタニヤ通りを通った。まだ早い時間だったから、きれいなおねえさんたちもうろうろする日本人男性たちもいなかった。 遅くに帰宅するとたいがい家の前にポテがいて、物欲しそうな顔でアピールしてくる。 2017年1月7日(土)

おにいちゃんの顔

だんだんおにいちゃんの顔になってきた。 2017年1月6日(金)

好きな東京 / 尻を嗅ぐ犬

夜遅くというか朝早くというか、そういう時間帯の東京が好きだった。特に、そういう時間帯が終わる最後の時間がいちばん好きだった。 走っている相手の尻に上手に鼻を着けて走る。しばらく着けたまま走り回っていた。 2017年1月5日(木)

犬の感覚 / 野良犬の子犬

ウーは私が通ると寝ていてもたいがい起きて走って追いかけてくる。よく見ていると、私の姿を見ていなくても私が通るのがわかるようだ。においがするのだろうか。自転車の音でもわかるようだ。 路地の奥の林みたいになっているところにいる犬たちが出てきて、…

子猫の冒険 / 破戒と積徳

子猫の行動範囲が少しずつ拡がっている。あちこち掴まって下に降りてきたり、真上にぴょんと跳んだりするようにもなってきた。先日は、塀の凹凸のない平らなすべすべしたところに無理やりしがみついて四股を踏ん張っていた。私を見るとしがみついたままミィ…

おかあさんとぼく / 兄弟犬

最近はよくひとりで行動している子猫だけど、寝るときは母猫と一緒にくっついて寝ているようだ。 コンビニの前の2頭は、兄弟なのか、かたちは違うけれど色はおそろい。 2017年1月2日(月)

子猫の催促 / 鶏のごはん

外から戻ると屋根の上に子猫がいて私をじっと見る。それから急いで奥へ走り、いつもごはんを置いているエアコンの室外機の上に行ってまた私を見る。 近所の食堂で鶏のナムプリックパオ炒めごはんを食べた。酉年の初めに鶏のお皿で鶏を食べた。とてもおいしく…

尻尾の短い兄妹 / コンビニ弁当

ポテとヒッポーは生まれつき尻尾が短い。断尾したみたいな変わった尻尾をしている。うれしいと、この尻尾がぶるぶると小さく揺れる。 夜行バスの中で配られるチープなお弁当が好きだ。どうして好きなのかはうまく説明できない。近所のコンビニにああいう感じ…

青空ジム / バイクタクシーのおじさんとヘーン

運河を渡る陸橋の下にムエタイジムを見つけた。人がいなかったので今も使われているのかどうかはわからない。グローブやミットがどこにも並べてなかったからもう閉鎖してしまったのかなと思ったけれど、よくよく考えたら青空ジムだからそんなものを置いてお…

豚の米麺 / 小さなハンター

豚の血の入った黒いスープの米麺。コクがあっておいしい。 まだ小さいのにときどきハンターのような目をするのは、さすが猫だなと思う。 2016年12月29日(木)

番犬 / つみれ団子

タンワーは門の前や玄関に居て外を眺めているのが好きだ。犬の本能なのだろうか。ただボーッと眺めているのではなく、何だか真剣にあれこれ見ている。 デーンはきっと私のことをつみれ団子だと思っている。 2016年12月28日(水)

ハッピーランドフードコート / 夜の散歩

何人かいていろいろ食べたいときにはバンカピのハッピーランドフードコートへ行く。ここはスーパーやショッピングセンターに入っている当たり障りのないフードコートと少し違って、地域色が強い。南部出身者の多いバンコク東郊らしく南部の料理が充実してい…

泥だらけの犬たち / 長い梯子

ひさしぶりにブーたちに会いに行った。ここしばらく行っていなかった。泥だらけなのはいつものことだけど、体に着いた泥が乾いてこびりつき、首輪などはもう色がよくわからないほどになっていた。近いうちに全員丸洗いにしよう。 長い梯子を持って歩いている…

庫裏の犬 / 亀の交尾

お寺の犬たちは庫裏へも自由に出入りしている。 亀の交尾を見た。初めて見た。いつもじっと動かない亀がせっせと動いている様子は衝撃的だった。背中のお賽銭箱が落ちないか心配しながら、最後まで見物した。 2016年12月25日(日)

下りてきた子猫 / お粥屋さん

ふと見たら隣家の塀の上に子猫がいた。あちこち伝って下りてきたのか。いつの間にそんなことができるようになったのか。 雰囲気のいいお粥屋さんへ行った。少し前に通りすがりに見かけて気になっていたお店だ。料理はどれもおいしかった。おいしいお店にはお…

郷愁 / 馴染みの食堂

以前10年暮らしたサパーンクワーイへ降り立つ。毎度どうしようもない気持ちになる瞬間。 ここにいた頃によく行った近所の食堂へ行く。1年と少しぶりに現れて、あれこれ注文しおなかいっぱい食べ散らかすと、お代はずいぶん安かった。愛着あるこの場所で日本…

職人 / 子猫の催促

家の修繕に職人がやってきて、ひとりであれもこれも直して帰っていった。興味があったので一日くっついて眺めていたけれど、彼は家のことならたいがい何でもこなす。こんなに万能な人材が、しかしやはりずいぶん少ない給料で働いているようだった。 忙しくし…

怠け者の妻

近所でよく見かける移動式のクイッティアオ屋台に行ってみた。険しい顔で黙々と麺を茹で具材を盛り付けていく主人と、何もせずボーッと突っ立っているその妻。怠け者の夫はよくいるけれど、その逆は珍しい。クイッティアオはおいしかった。 2016年12月21日(…

豪邸の犬たち / バスの運転手

ラップラオ通りからスティサーンのほうへ抜ける道を歩いていると、大きな家の門の前に2頭の犬がいるのを見た。犬たちは私を見てずいぶん怯えているように見えた。普段なら犬を見るとあれこれちょっかいを出すのだけれど、気の毒だからそうっと一枚撮って立ち…

煩悩ショップ / ヒッポーの尻尾

セブンイレブンやファミリーマートと同じくチェーン店なのだけど、どこか地味な108ショップ。大手コンビニにはない妙な商品があったりと、個人経営の商店みたいなおもしろさがある。狭い店内には煩悩がぎっしり。 ヒッポーの尻尾は生まれつき短すぎ。 2016年…