尻尾のない日記

イヌグラファーの日常

野良犬たちのやり取り / バイクタクシー乗り場の犬

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隣の路地の野良犬たちが姿を見せると、みんなで体を低くして険しい顔をする。さかんに吠え立てたり、唸って威嚇したり、突然走り出して相手を追ったりもするけれど、実際の攻撃にはなかなか至らない。どれも衝突を避けるためのコミュニケーションで、よくあること。

 

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スウィンタウォン通り沿いの歩道に丸くなって寝ている犬がいた。私が近付くと少し怯えて警戒しているのがわかったが、そんなに強く拒んでいるようには見えなかった。しゃがんで少し構うと近付いてきて私のにおいを嗅ぎ、撫でたらうれしそうに甘えた。人懐こい。そうしていると、目の前のバイクタクシー乗り場にいた運転手がひとりやってきて「車から落ちたんだよ」と言う。ピックアップトラックの荷台などに載せられていて何かの拍子に落ちてしまう。たまに聞く話だ。飼い主は迎えに来ず、このバイクタクシー乗り場でみんなで世話しているみたいだった。名前はヘーン(แฮง)。中国語で良いとか強いとかっていう意味だと説明してくれたが、たぶんイサーン語で、タイ語のレーン(แรง)のことだと思う。どちらにしろいい名前だと思う。

 

2016年12月11日(日)